セゴビア大聖堂

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イントロ

街の中央大広場:プラザ・マジョールのアルカサル城につながる通りに位置するセゴビア大聖堂:聖マリア・聖フルート寺院は1525年から建設が始まった後期ゴシックスタイルの建造物で、建設には50年余りのも年月がかかりました。建設担当したのは当時聖堂設計で有名なホアン・ジル・デ・ホンターニョ。サラマンカ市の新大聖堂、アヴィラ市、セヴィージャ市の大聖堂も彼の手によるものです。50年を超える建設に最終的には彼の息子が引き継ぎ完成しました。
この大聖堂以前にも街の北端にあたるアルカサル城の庭園内に貴族とその軍隊が管理する大聖堂がありましたが、1520年の戦争により破壊されました。人々の要請もあり、大聖堂は街の一番高台にある現在の場所に移されました。
大聖堂の西門はちょうどその正面玄関としてシンボルである聖母マリアの彫刻が施されています。彫刻師はホアン・ガス。フランス生まれのガスは他にもアヴィラ市大聖堂、トレド市の修道院などの有名な作品を数多く残した建築家・彫刻師です。特にここセゴビアのカトリック女王イザベルのために作った「トロの戦い」の勝利を記念したレリーフはマドリッドのプラド美術館が保管しています。 マリア彫像のある部屋は美しいタイルが引き詰められ、文化行事・儀式が行われる広間になっています。

美術・装飾

大聖堂の礼拝堂のわきに位置する塔はその偉大な高さから良く知られる歴史建築の一つです。街の一番高い位置にあり、時を告げる鐘と街を見通す塔として名声を得続けています。  南には聖ヘロテオ門と呼ばれ初代総主教に由来した門があり、北には聖フルート門と呼ばれ街の第一守護聖人に由来します。また北門には聖フルートの彫像がおかれています。興味深いレリーフは旧ユダヤ人街に面した壁にあります。その美しさと機能を兼ね備えた壁を支える柱に施された彫刻や美しいドーム、そして華麗な尖塔は中世から人々を魅了してきました。

建築・設備

大聖堂は3つの部分から成り立ち、半円形の先頭部分、回廊、そして礼拝堂です。
その壮大さと調和した設計様式は内装も現れています。  当時の王エンリケ4世から街に寄贈されたフランシスコ・エランスの聖母マリアのステンドグラスは特に有名で、ルネッサンス期の重要な作品の一つに数えられます。

祭壇レリーフ、回廊装飾椅子は旧大聖堂に属していたもの、美しいバロックオルガンや装飾格子、祭壇、聖フルートの遺物の残るとされる聖櫃など新古典派の芸術を見ることができます。回廊わきに設置された18もの礼拝祭壇には重要な絵画や彫刻が並びます。

総論

セゴビア大聖堂はその威厳さと美しさから大聖堂の貴婦人と呼ばれスペインの人々から親しまれています。中世カトリックとルネッサンス様式の芸術作品の多く遺るまさに博物館さながらです。また街の見渡す塔の最上階にも上ることができます。セゴビアに訪れた際には見逃せない重要なカトリック・歴史遺跡の一つです。

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